■ Hello School 古典 文法 係助詞 か ■
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疑問反語を示し、種々の語に接続して、文末の活用語が連体形になる。

(1)疑問 [〜か]
 「殿はなにならせたまひける」など問ふに、(枕草子・二五段)
  (「こちらの殿はどこの国司になられましたか。」などと問うと、)

(2)反語 [〜か、いや〜ない]
 「ひがごとせんとてまかる者なれば、いづくを、刈らざらん」(徒然草・二〇九段)
  (間違ったことをしようとして出かけるものなので、どこの(田を)刈らないことがあろうか(どこでも刈るのだ)。)

※疑問・反語
 何ごとぞや、童べと腹立ちたまへる(源氏物語・若紫)
  (何ごとですか。子どもたちとけんかでもしたのですか。)
  文末について終助詞的用法と呼ぶが、これを終助詞とする説もある。
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