■ Hello School 社会科 歴史(ハロ歴) No.21 人類の誕生と四大文明 確認問題 ■
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1.次の[ @ ]〜[ O ]に適切な言葉を答えなさい。

 今から約200万年前から1万年前までの時代を[ @ ]といい、地球の広い地域が氷河でおおわれていた氷河期
が4回と、比較的おだやかな気候となった間氷期がその間に3回あった。
 その間氷期に、[ A ]歩行をしたり、道具をつくり、火を使い、言葉を話す動物が出現した。

 その最初は、今から約400万年前、南アフリカの南部で発見された[ B ]で、[A]歩行をしていたことがわかっ
た。この種の仲間を[ C ]という。

 次いで、50万年前ごろには、中国の北京郊外にある周口店で発見された[ D ]は火を使用し、言葉を用いてい
たと考えられている。この種の仲間を[ E ]という。

 さらに、20万年前ごろには、ドイツで発見された[ F ]は現在の人類に近づき、死者を葬る墓の習慣があったこ
とがわかっており、この仲間を[ G ]といい、ヨーロッパやアフリカ、アジアなどで発見されている。ただし、いずれ
も洪積世の間で死滅し、現在の人類の祖先とは考えられていない。

 約4〜5万年前に、フランス南部で発見された[ H ]は、石器や骨角器を用いて狩や漁を行っていたことがわか
り、体や顔つきは現在の人類とほとんど変わらず、知恵が発達し、現在の祖先にあたり、[ I ]とよばれる。この
種の仲間はアメリカ大陸やオーストラリアなど世界各国で発見され、日本でも沖縄県那覇市の山下町や具志頭村
の[ J ]でも発見されている。

 人類のおこりから[H]のころまでの約400万年以上の間、人類は洞穴に住み、動物の群れのような集団で獲物を
求めながら不安定な生活をしていた。
 彼らは、石をうちかいた[ K ]を使って狩や漁を行い、木の実なども採集していたことから、この時代を[ L ]

という。

 [C]のころの[K]は小石のはしをうち割っただけのものだったが、[E]は[ M ](ハンド=アックス)とよばれる
形の整ったものや鋭い刃をつけた石刃などをつくって進化させ、[G]は石槍をつくるようになった。[I]になると、
より精密な打製石器や骨角器をつくり、弓矢をつくっていた。

 さらに、[H]たちは洞窟に壁画を描き、スペイン北部の
[ N ]やフランス南部の[ O ]の牛や鹿などの絵が
有名である。


2.次の[ @ ]〜[ Q ]に適切な言葉を答えなさい。

 今から約1万年前、氷河時代が終わり、地球が比較的温暖な気候になると、人類は野生の動物を飼いならし、
野生の植物を育てるようになった。こうした牧畜や農耕が始まると、今まで採集による不安定な生活から計画的
な食糧生産を行うようになった。

 農耕や牧畜が始まった時期は、まだ解明されていないが、およそ9000年前に西アジアで大麦や小麦の栽培が
人類最初の農耕とされている。ただし、最初の頃の農法は、雨の水に頼る
[ @ ]農法と肥料を使わない略奪
農法であった。

 大河の流域では、土地が肥え、温暖で雨が比較的少なかったため、麦類やあわ・きびなどの作物に適しており、
作物の水を水路によって供給し、耕作地をうるおす
[ A ]による農法が発達していった。

 農耕と牧畜の[ B ]経済によって、人々は耕地の近くに住み、家族同士がまとまって集落をつくるようになった。

 食料を保存したり煮るために
[ C ]をつくり、麻や羊毛で[ D ]もつくるようにもなった。

 石器も今までの打製石器ではなく、表面を磨いたり、刃を磨いた
[ E ]をつくるようになった。こうした時代を
[ F ]という。

 農耕と牧畜が発展してくると、集落も大規模になり、生産にたずさわらず、道具をつくる職人や感慨や治水、収穫
物の管理をしたり、神を祭ったり、さらには集落を指導する立場の人間が現れ、職業や身分が異なり、
[ G ]の
差が生じるようになった。


 集落の間で、水や耕地をめぐって対立がおこり、争いに勝った集落は、敗れた集落の人間を奴隷にしたり、税を
納めさせ、広い土地と多くの人間を支配するようになり、やがて国家が生まれ、王や貴族といった支配する側と農
民や奴隷など支配される側との区別ができるようになった。

 最初のころの国家は、神殿を中心とする都市に集落を形成した[ H ]とよばれるもので、その中で文明が生ま
れ、[H]が成長して統一国家となるととともに文明も発展していった。

 農耕と牧畜の発展と国家の成長の中で、今から約6000年前に、西アジアでは
[ I ]と[ J ]が使われるよう
になり、およそ3000年前には西アジア・エジプトで使われるようになった。また、政治や商業、税の記録の必要性
などから
[ K ]がつくられるようにもなった。

 [A]による農耕は人口を増加させ、さらには文明を発展させていった。
 世界最古の文明は、今から約5000年前の[ L ]のナイル川流域におきた[L]文明と、西アジアのチグリス・
ユーフラテス川流域におきた[ M ]文明であった。

 ついで、今から約4500年前の今のパキスタンであるインダス[ N ]川流域の[N]文明、今から約3500年前の
中国の[ O ]流域の
[O]文明であった。

 これらの4つの文明を
[ P ]という。また、[L]・[M]の地域を[ Q ]という。
解答
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