■ Hello School 算数 食塩水 ■
インターネット上で受験算数の一通りの基本的解法をマスターしよう♪。 
■ 食塩水の知識 ■
 食塩水にはいろいろな知識を必要とします。問題を解く前に、理解したり、覚えておきましょう。
●食塩水の公式

食塩水は下のような公式がある。
食塩水×濃さ食塩
食塩÷濃さ食塩水
食塩÷食塩水濃さ
右の図のように。求めたいものを「?」にして、
残りの2つで求めることができる。
また、下のような面積図で表すこともある。
例題1 15%の食塩水200gの中に食塩は何gありますか。
解説
食塩水の公式から
200×0.15=30g。
解答 30g
 
例題2 16gの食塩で4%の食塩水を作ると、何gの食塩水ができますか。
解説
食塩水の公式から
16÷0.04=400g。
解答 400g
 
例題3 25gの食塩で8%の食塩水を作るには何gの水が必要ですか。
解説
食塩水の公式から
25÷0.08=312.5g。
312.5-25=287.5g。
解答 287.5g
 
例題4 20gの食塩と水180gを混ぜると何%の食塩水ができますか。
解説
食塩水の公式から
20÷(20+180)=0.1→10%。
解答 10%
 
例題5 4%の食塩水300gと9%の食塩水200gを混ぜると何%の食塩水になりますか。
解説
上のような図で考えれば、30÷500=0.06→6%。
解答 6%
 
例題6 15%の食塩水200gに水を100gを加えると、何%の食塩水になりますか。
解説
水を0%の食塩水と考える。
上のような図で考えれば、30÷300=0.1→10%。
解答 10%
 
例題7 6%の食塩水200gに水を加えて5%の食塩水にするには何gの水を加えれば
よいですか。
解説
水を加えても食塩の量は変わらないので、12gの食塩で5%の食塩水は
12÷0.05=240gになるので、240−200=40g入れればよい。
解答 40g
 
例題8 8%の食塩水300gから水を蒸発させて12%の食塩水にするには、何g蒸発させ
ればよいですか。
解説
水を蒸発させても食塩の量は変わらないので、24gの食塩で12%の食塩水は
24÷0.12=200gになるので、300−200=100g蒸発させればよい。
解答 100g
 
例題9 6%の食塩水400gと15%の食塩水を混ぜたところ、9%の食塩水ができました。
15%の食塩水を何g混ぜましたか。
解説
右のような面積図で考えれば、
ア=イ
になり、アの面積は0.03×400=12
なので、イの横は12÷0.06=200g。
解答 200g
 
例題10 4%の食塩水と10%の食塩水を混ぜたところ、6%の食塩水が600gできまし
た。4%の食塩水は何gですか。
解説
右のような面積図で考えれば、
ア+ウ=イ+ウ
になり、ア+ウの面積は
0.02×600=12
なので、イ+ウの横は
12÷0.06=200g。
4%の食塩水は400gですか。
解答 400g
 
例題11 20%の食塩水450gに食塩を加えて25%の食塩水を作るには、何gの食塩が
必要ですか。
解説
食塩を100%の食塩水として考える。
右のような面積図で考えれば、
ア=イ
になり、アの面積は0.05×450=22.5
なので、イの横は22.5÷0.75=30g。
解答 30g
 
例題12 10%の食塩水に食塩を36g入れると20%の食塩水になりました。10%の食塩水
は何gありますか。
解説
食塩を100%の食塩水として考える。
右のような面積図で考えれば、
ア=イ
になり、イの面積は0.8×36=28.8
なので、アの横は28.8÷0.1=288g。
解答 228g
 
例題13 12%の食塩水に水を100g入れると8%になりました。12%の食塩水は何gで
すか。
解説
水を0%の食塩水として考える。
右のような面積図で考えれば、
ア=イ
になり、アの面積は0.08×100=8
なので、イの横は8÷0.04=200g。
解答 200g
 
例題14 Aの容器には18%の食塩水が400g、Bの容器には6%の食塩水が600g入って
います。Aの容器の食塩水200gをBの容器に入れ、よくかき混ぜたあとに、Bの
容器の半分をAの容器に入れ、よくかき混ぜました。このときのAの容器の濃さ
は何%ですか。
解説
右の図のような
流れで考えれ
ばよい。
解答 12%
 
例題15 5%の食塩水200gがあります。この食塩水の20gを取り出して20gの水を入れ、
よくかき混ぜた後に、また20gを取り出して20gの水を入れると、何%の食塩水
になりますか。
解説
右の図
のような
流れで
考えれ
ばよい。
解答 4.05%
練習問題
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