■ Hello School 算数 円とおうぎ形 ■
インターネット上で受験算数の一通りの基本的解法をマスターしよう♪。 
※円とおうぎ形に関する知識
円周の長さ…直径×円周率。 [円周率は約3.14。]
         =直径×3.14

円の面積…半径×半径×3.14。
おうぎ形の弧の長さ
直径×3.14×
中心角
360

おうぎ形の面積
半径×半径×3.14×3.14×
中心角
360
※円周率はすべて3.14とする。
例題1 右の図の黄緑の部分の周りの長さは何cmですか。
解説
右の図のように三角形ABCは正三角形になる。
12×2×3.14×
1
6
×2+12×3.14×
1
2
8×3.14+6×3.14=14×3.14=43.98cm。
解答 43.98cm
 
例題2 右の図のように、半径12cmの円を4個くっつけるように
並べ、外側をひもでくくりました。ひもの長さは何cm
ですか。
解説
右の図のように4つのおうぎ形の中心角の和は360°。
求める長さは24×4+12×2×3.14=171.36cm。
解答 171.36cm
 
例題3 右の図の黄緑の部分の面積は何cm2ですか。
解説
求める面積は半円の半分と長方形の半分から底辺が20m、
高さが80mの三角形の面積を引いたものと同じになる。
20×20×3.14×
1
4
+60×20−20×80÷2
=714cm2
解答 714cm2
 
例題4 右の図の三角形ABCは1辺が12cmの正三角形
です。黄緑の部分の面積は何cm2ですか。
解説
右の図のように面積
を移動すると、半径
6cm、中心角60°の
おうぎ形が3個できる。
6×6×3.14×
1
6
×3
=56.52cm2
解答 56.52cm2
 
例題5 右の図の黄緑の部分の面積は何cm2ですか。
解説
求める面積は直径12cmの半円と直径16cmの半円と底辺が12cm、
高さが16cmの三角形の面積から直径20cmの半円を引いたものになる。
6×6×3.14×
1
2
+8×8×3.14×
1
2
+12×16÷2
−10×10×3.14×
1
2
=100×3.14-96
=218cm2
解答 218cm2
 
例題6 右の図の黄緑の部分の面積は何cm2ですか。
解説
正方形EFCGの面積は10×10=100。
おうぎ形DBCの半径をrにすると、正方形EFCGの
面積はr×r÷2。
r×r÷2=100から、r×r=200。
200×3.14×
1
4
−100=57cm2
解答 57cm2
 
例題7 右の図の四角形ABCDは1辺が6cmの正方形で、
アとイの面積が等しくなっています。
BEの長さは何cmですか。
解説
台形ADEBからアを引いた部分をウとする。
ア+ウ=イ+ウ。
イ+ウ=6×6×3.14×
1
4
=28.26cm2
(6+BE)×6÷2=28.26。
6+BE=9.42。
BE=3.42cm。
解答 3.42cm
練習問題
算数目次  算数・数学のページ

Top
この授業を担当する大川葵先生です
商用目的での利用を固く禁じます。