■ Hello School 古典 文法 謙譲語・丁寧語 練習問題 解答■
古典文法を豊富な例文と一緒にインターネットで勉強できるよ♪
1. (1)A.作者の中宮に対する  B.中納言の中宮に対する
  C.作者の中宮に対する  D.作者の中納言に対する
  E.作者の中納言に対する

(2)@はべれ  Aはべる  Bはべり

(3)ア.中納言 イ.中宮  ウ.中納言  エ.作者(清少納言)  
  オ.中納言
 




 中納言隆家様が参上なさい、中宮様に扇を献上なされる時、「この隆家
こそは実に立派な骨を手に入れております。それを紙に張らせてさし上げ
ようと思いますが、通常の紙では張ることができそうもございませんので、
相応の紙を探しております。」と申し上げる。(中宮様は)「どのようなもの
ですか」とお尋ねなさいますと、(隆家様は)「すべてすばらしいものでござ
います。人々も『今まで見たこともない骨の有様です』と申す。実にこれほど
の骨は見ていなかった」と、声高くおっしゃるので、(私は)「それならば、扇
の骨ではなく、くらげの骨なのでしょう」と申し上げると、(隆家様は)「これは
隆家の言ったしゃれにしてしまおう」といってお笑いになる。
 このようなことは、見苦しいことの中にいれるべきことであるが、(人々が)
「一つも書き漏らすな」というので、仕方がない。
  
文法目次  国語のページ   Top
商用目的での利用を固く禁じます。