■ Hello School 古典 文法 助動詞 たし■
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たし 希望の意味をもち、形容詞ク活用型の活用で、活用語の連用形につく。
基本形 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形 活用の型
たし (たく)
たから
たく
たかり
たし
たき
たかる
たけれ
形容詞ク活用型

(1)希望…[〜たい・〜てほしい]
たし 敵にあうてこそ死にたけれ、悪所におちては死にたからず。(平家物語・老馬)
 (敵と出会って死にたいが、足場の悪いところに落ちては死にたくない。)
 
[未然]
いよいよよくしたく覚えて、(徒然草・一八八段)
 ((乗馬と早歌を)ますます上手にやりたいと思われて、)
 
[連用]
近う参って見参にも入りたかりつれども、(平家物語・維盛出家)
 (近くまで参ってお目にかかりたかったが)
 
[連用]
家にありたき木は、松、桜。(徒然草・一三九段)
 (家にあってほしい木は松と桜。)
 
[連体]
やがてひとりうち食ひて、帰りたければ、ひとりつい立ちて行きけり。(徒然草・六〇段)
 (すぐに一人で食べてしまい、帰りたければ、すっと立って行ってしまう。)
[已然]
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