■ Hello School 社会科 地理(ハロ地理) No.13日本の林業 標準問題 ■ 
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1.次の[ @ ]〜[ L ]に適切な数字、または語句を入れなさい。
日本の国土の約[ @ ]%は森林で、さらにそのうちの約[ A ]%はすぎ、ひのき、まつ、
もみなどの[ B ]、約[ C ]%はぶな、なら、くりなどの[ D ]である。
日本の主な森林として、天然の日本三大美林で知られる[ E ]、[ F ]、[ G ]と
人工の日本三大美林で知られる[ H ]、[ I ]、[ J ]がある。
また、[ K ]のぶなの原生林や屋久島の屋久杉は世界遺産に登録されている。

近年では、外国からの輸入の方が安いということから木材の輸入が増加し、2005年では
約[ L ]%が外国に頼っている。
 
2.A〜Eは樹木たちの自己紹介です。何の樹木なのか、ア〜オの中から選び、記号で答え
  なさい。
 
  A.ぼくは温帯を中心に分布する落葉広葉樹です。日本では主に日本海側に広がって
    いましたが、戦後になってから大規模に伐採されてしまいました。本州中部では
    標高1000メートルから1500メートルくらいのところに分布しています。ぼくの果実は
    野生動物たちの食べ物になりますが、2003年に不作となって、ツキノワグマが
    食べ物を求めて里に出てきてしまう一因にもなりました。

  B.私は日本の森林面積の中では一番広いのかもしれません。また、3000年くらい
    生きている人もいます。日本特産の針葉樹で、木材資源としては重要視されて
    いて全国各地で植林されています。春先になると、私を嫌う人が多く出てくるよう
    ですが、私がいなければ木材に困ることも考えてくださいね。

  C.確かにBさんはたくさんいるけど、身近な存在といえばぼくになるんじゃないかな。
    夏はクワガタやカブトムシたちがぼくの樹液を求めてやってくるし、秋はいろいろな
    動物たちが実を食べにくるよ。ちなみに実はドングリというよ。また紅葉もするので、
    見るだけでも価値ありだよ。植林されてから10年くらいで木材として使えるし、切っ
    た後もそこから芽を出して回復できるので、里山に住む農村では昔から広く使われ
    てきたよ。

  D.私は日本と台湾にしか分布しない針葉樹です。古くから建築材として使われて
    きて、寺院や神社では欠かせない材木になっています。代表的なものとして、
    飛鳥時代に建てられた法隆寺は世界最古の木造建築物で私が使われ、世界
    遺産にもなっています。現在では私を使ったお風呂などは高級なものとして位置
    づけられています。

  E.日本の文化や産業に根付いてるといえば、桜や梅と並んでぼくでしょう。建築用
    はもちろんのこと、昔の街道などにはだいたいぼくが植えられたり、鉄道の枕木
    に使われたりしています。またおめでたいことの象徴ともされています。
 
   ア.くぬぎ  イ.まつ  ウ.ひのき  エ.ぶな  オ.すぎ
解答と解説
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