■ Hello School 小学校 理科 てこ ■
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1.てこ
てこ…棒を使って、小さい力で重いものを動かすしくみ。

 支点…てこを支え、棒が傾くときの中心になるところ。
 力点…てこに力を加えるところ。
 作用点…加えた力がはたらくところ。

 下のような場合、小さい力で重いものを動かすことが
 できる。 
 (a)作用点を支点に近づける    (b)支点を作用点に近づける
 
 (c)力点を支点から遠ざける
2.てこのつりあい
てこのつりあい…てこに力を加え、水平になるとき、
           てこはつりあっているという。

 右の図のような場合、水平にならないので、
 てこはつりあっていない。

てこがつりあうとき、次の式が成り立つ。
作用点での
力の大きさ
×
支点から作用
点までのきょり
力点の力
の大きさ
×
支点から力点
までのきょり
左のうで 右のうで
下の場合、てこはつりあう。
(a) (b) (c)
     
60g×40cm=60g×40cm 60g×40cm=80g×30cm 60g×40cm=120g×20cm
 
(d)
60g×20cm=Ag×20cm。
Aは60g。

(60g+60g)×40cm=Bg×40cm
Bは120g。
上向きの力
てこがつりあっているときは、
 下向きの力=上向きの力
が成り立つ。

右の図の(ア)の場合、
下向きの力は60g×40cm
なので、上向きのばねばかり
は60gになる。

(イ)は、下向きの力が
40g×30cmなので、ばねばかり
(ア)
(イ)
は24cmになる。
3.棒の重さと太さが一様ではない場合のてこ
(a)棒に重さがある場合
太さが一様で、60cmの棒の重さが40gの場合、重さが0gで
真ん中の下に40gのおもりをつるしてあると考える。
(b)太さが一様でない場合

太さが一様ではない場合、
真ん中で糸をつるしても
回転してしまう。



水平になるところが
重心となる。
太さが一様ではなく、棒の重さが40gの場合、
まず、重心を見つけ、その位置で、棒の重さが
0gでその下に40gのおもりをつるしたと考える。
確認問題
 
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この授業を担当する森川すみれ先生です
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