■ Hello School 小学校 理科 太陽と月 ■
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1.太陽の動き
(1)太陽
・形と本体
 球形で高温の気体でできている。

・大きさと距離
 直径は約140万km(地球の約109倍)。
 地球からの距離は約1億5000万km

・温度
 表面温度は約6000℃で、中心部では
 約1600万℃になっている。

・太陽の表面
 光球…太陽の表面で輝いて見える部分。
     温度は約6000℃
 彩層…光球とコロナの間の厚さが約1500kmの大気の層。
     場所により温度が違うが、光球よりも温度が高い。

 黒点…光球の表面にできる直径約1000km〜数万kmのうず。
      温度は約4500℃と周りよりも低いので、黒く見える。
      また、形や個数は変化する。

 コロナ…彩層の外側に広がっている非常に薄い大気の層。
      温度は100万℃以上、範囲は太陽の半径の10倍以上
      ある。通常は光球の光の強さで見ることはできないが、
      皆既日食が起こると、白く輝いて見ることができる。

 プロミネンス(紅炎)…彩層から吹き上げる炎状の高温のガス。
              高さが10万kmになることもある。
(2)太陽の1日の動き
・東から上り南を通り西に沈む。

・1時間に15°ずつ動く。

南中…太陽が真南にくること。

日の出…太陽の上のふちが地平線にかかったとき。
日の入り…太陽の上のふちが地平線にかかったとき。
(3)太陽の1年の動き
春分…太陽は真東から出て真西に沈む。
(3月21日ごろ)

夏至…日の出・日の入りがもっとも北よりになる。
(6月22日ごろ)

秋分…太陽は真東から出て真西に沈む。
(9月23日ごろ)

冬至…日の出・日の入りがもっとも南よりになる。
(12月22日ごろ)
 
北緯N°の場合の南中高度
 春分・秋分…90°−N°  夏至…90°−N°+23.4°  冬至…90°−N°+23.4°
(4)太陽の1日と1年の動き
地球は自転しながら
太陽のまわりを公転
ている。

このため、南中高度や
昼夜の長さが変化した
り、地表に当たる日光
の強さ・時間が変化す
ので、季節の変化が
起こる。
2.月の動き
(1)月の満ち欠け
新月…光っている部分がまったく見えず、日の出
    とともに東から出て、日の入りとともに西に
    沈む。

三日月…右側が細く見える。
      夕方に西の空の低いところに見え、
      2時間ほどで沈む。

上弦の月…右半分が見える。
       夕方に南の空の高いところに見え、
       真夜中ごろに西に沈む。

満月…全体が丸く見える。
    ほぼ一晩中見える。
 
下弦の月…左半分が見える。
       真夜中ごろに東から出て、明け方に南の空の高いところに見える。
       正午ごろに西の沈む。(朝のうちは南西の空に白く見えることもある)

新月から次の新月までは約29.5日かかる。
(2)月の自転と公転
月は自転しながら、地球のまわりを公転し、その
周期はどちも約27.3日である。
このため、地球からは月の裏側を見ることができ
ない。

月は1日に360÷27.3=約13°公転し、地球は
同じ方向に約1°公転するので、地球から見ると、
月は1日に約12°ずつ東にずれる。

月の形と位置の関係
確認問題
 
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この授業を担当する森川すみれ先生です
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