■ Hello School 算数 損益算 ■
インターネット上で受験算数の一通りの基本的解法をマスターしよう♪。 
例題1 ある商品に原価の3割の利益があるように、定価を5200円にしました。原価は
いくらですか。
解説
原価を@と考えると、定価は
にあたるので、@は
5200÷1.3=4000円。
解答 4000円
 
例題2 原価1200円の商品に原価の3割の利益があるように定価をつけましたが、
安売りセールで1割引きで売りました。売値はいくらですか。
解説
原価を@とすると、定価は
定価の1割引きは0.9倍なので、
売り値は1.3×0.9=
となるので、
1200×1.17=1404円。
解答 1404円
 
例題3 ある商品に原価の4割の利益があるように定価をつけましたが、売れ残ったの
で、15%引きで売ったので988円の利益がありました。この商品の原価はいくら
ですか。
解説
原価を@とすると、
定価は
定価の15%引きは
0.85倍なので、
売り値は1.4×0.85
原価は@なので、1.17−1= が利益にあたり、それが988円なので、
@は988÷0.19=5200円。
解答 5200円
 
例題4 ある商品の定価の12%引きで売ると200円の利益があり、3割引きで売ると340
円の損失になります。この商品の原価はいくらですか。
解説
定価を@とすると、利益の200円と損の340円の合計の540円は
にあたるので、定価は540÷0.18=3000円。
原価は3000×0.7+340=2440円。
解答 2440円
 
例題5 ある商品を1個60円で何個か仕入れ、1個90円で売りましたが、12個売れ残り、
利益は2520円になりました。仕入れた個数は何個ですか。
解説
予定の数を
すべて売った
とすると、
売り上げ総額
は仕入れ総額
より、2520+1080=3600円多くなる。
1個につき、30円の利益があるので、売ろうとしていた個数(仕入れた個数)は
3600÷30=120個。
解答 120個
 
例題6 1個1200円の商品を400個仕入れました。はじめは4割の利益があるように定価
をつけて何個か売りました。何個か売れ残ったりで、残り全部を15%引きで売っ
たところ、利益の総額は181920円になりました。定価で売ったのは何個ですか。
解説
定価は1200×1.4=1680円で、
1個につき480の利益があり、
売り値は1680×0.85=1428円で、
1個につき228の利益がある。

これを右の図のようなつるかめ算
で解けば、定価で売った個数は
90720÷252=360個となる。
解答 360個
練習問題
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