■ Hello School 算数 速さ 練習問題 解答と解説 ■
インターネット上で受験算数の一通りの基本的解法をマスターしよう♪。 
1. 次の□にあてはまる数を求めなさい。
(1) すく男君はあるきょりを時速2.7kmで20分で進みます。同じきょりをはろ美さんは
分速□mで進むと15分で進みます。
(2) 2時間24分で72kmを走る車の速さは□分で4.8kmを走る速さと同じです。
(3) 1周480mの池を分速80mの速さで1時間走ると□周できます。

(4)
6kmのきょりを最初の
1
3
は時速4kmで進み、残りは分速□mで進んだので、
全部で50分かかりました。
(5) 家から駅までの12kmを行きは時速4kmで進み、駅で15分過ごし、帰りは時速□
kmで進んだので、全部で5時間45分かかりました。
(6) 14kmの道を往復するのに行きは3時間、帰りは4時間かかりました。平均の速さ
は時速□kmです。
(7) 18kmの道を往復するのに行きは時速4km、帰りは時速6kmで進みました。平均
の速さは時速□kmになります。
(8) 行きに時速4kmの速さで45分かけて進んだきょりを帰りは時速2.4kmの速さで
進みました。平均の速さは時速□kmです。
(9) 24kmのきょりを行きは時速8kmで、帰りは時速□kmの速さで進んだところ、平均
の速さが時速6kmになりました。
解説:
(1) 時速2.7km=分速45m。45×20=900m。このきょりを15分で進むと、
速さは900÷15=分速60m。
(2)
車の速さは72÷2
2
5
=時速30km=分速500m。
4.8kmを分速500mで進むと、かかる時間は4800÷500=9.6分。
(3) 1周にかかる時間は6分。60分で10周できる。
(4) 最初のきょりは2kmで、かかった時間は2÷4=0.5時間=30分。
残りの4kmを20分で進むことになるので、速さは4000÷20=分速200m。
(5) 行きにかかる時間は3時間、帰りにかかる時間は2時間30分になるので、
帰りの速さは12÷2.5=時速4.8km。
(6) 全体のきょりは28km。
全体の時間は7時間なので、平均の速さは28÷7=時速4km。
(7) 全体のきょりは36km。
行きにかかる時間は4.5時間、帰りにかかる時間は3時間。
平均の速さは36÷7.5=時速4.8km。

(8)
行きのきょりは4×
3
4
=3km。
1
4
時間
帰りにかかる時間は3÷2.4=1
1
4
時間。
全体のきょりは6km、全体の時間は2時間になるので、平均の速さは
6÷2=時速3km。
(9) 平均の速さが時速6kmなので、全体の時間は48÷6=8時間。
行きにかかる時間は24÷8=3時間なので、帰りにかかる時間は5時間。
帰りの速さは24÷5=時速4.8km。
解答:(1)60 (2)9.6 (3)10 (4)200 (5)4.8 (6)4 (7)4.8 (8)3 (9)4.8
2. 次のA、B、C、Dで一番速いのはどれですか。
 A…3時間で181.8km進む
 B…秒速10mの速さ
 C…25.2kmを35分で進む
 D…分速660mの速さ
解説: 分速を基準にしてそれぞれの速さを求めると、
A… 3時間=180分
181800÷180=分速1010m。
B… 秒速10m=分速600m。
C… 25200÷35=分速720m。
D… 分速660mはそのまま。
解答:A

3.
はろ美さんは家から5.4kmある図書館まで行きました。はじめの
1
6
を歩いて15分
進み、今度はバスに乗って時速36kmで6分間進みました。残りを10分間走って
図書館につきました。走った速さは歩いた速さの何倍ですか。
解説:
歩いたきょりは5.4×
1
6
=900m。速さは900÷15=分速60m。
バスが走ったきょりは分速600m(時速36km)×6=3600m。
残りは5400-(900+3600)=900m。
走った速さは900÷10=分速90m。
走った速さは歩いた速さの90÷60=1.5倍。
解答:1.5倍
4. A班、B班、C班の3つ班がそれぞれ以下のような進み方で、同時に出発して12kmの
山登りをしました。
 A班…時速2kmで1時間進んで12分休む
 B班…時速3kmで2km進んで15分休む
 C班…時速4kmで3km進んで20分休む
(1)一番早く着いた班はどの班ですか。
(2)一番遅く着く班は出発してから何時間何分かかりましたか。
解説: それぞれ到着するまで
A班… 12÷2=6 → 6回進んで5回休むことになるので、かかる
時間は12km÷時速2km+12分×5=7時間。
B班… 12÷2=6 → 6回進んで5回休むことになるので、かかる
時間は12km÷時速3km+15分×5=5時間15分。
C班… 12÷3=4 → 4回進んで3回休むことになるので、かかる
時間は12km÷時速4km+20分×3=4時間。
解答:(1)C班 (2)7時間
5. 秒速5mの鳥が木々の間を20秒飛んで15秒休みます。この鳥が6kmのきょりを飛ぶに
は何分何秒かかりますか。
解説: 35秒で100m飛んでいるので、6000÷100=60回くり返すことになるが、
最後は休む必要がないので、35×60-15=2085秒=34分45秒。
解答:34分45秒
6. はろ美さんは駅前のデパートまで行きは分速40m、帰りは分速60mで往復しました。
平均の速さは分速何mですか。
解説: 40と60最小公倍数120をきょりとして考えると、行きは3分、帰りは2分かかる
ので、平均の速さは240÷5=分速48m。
解答:分速48m
7. はろ美さんは運動場を最初の1周目は分速120m、2周目は分速80mで進み、すく男君
は2周とも分速90mで進みました。はろ美さんの2周にかかる時間はすく男君の2周に
かかる時間の何倍ですか。
解説:
120、80、90の最小公倍数の720を1周と考えると、はろ美さんの1周目に
かかる時間は6分、2周目にかかる時間は9分で合計15分。
すく男君は2周で16分かかるので、はろ美さんはすく男君の
15
16
倍。
解答:
15
16
8. はろ美さんとすく男君は駅で待ち合わせをしました。はろ美さんは9時30分に家を出発
し、すく男君は10時に家を出発して10時20分に駅で会いました。はろ美さんとすく男君
の進んだきょりの比が8:3でした。はろ美さんとすく男君の速さの比を求めなさい。
解説:
はろ美さんは50分で8のきょりを、すく男君は20分で3のきょりを進んでいる
ので、速さの比は
8
50
3
20
=16:15。
解答:16:15
9. すく男君は200m、400m、1500mを8:5:2の速さのペースで走り、全部の合計タイム
が14分15秒でした。すく男君は200mを走る速さは秒速何mでしたか。
解説:
200m、400m、1500mの時間の比は
200
8
400
5
1500
2
=5:16:150。
14分15秒=855秒。200mにかかった時間は855×
5
5+16+150
=25秒。
200mを走る速さは200÷25=秒速8m。
解答:秒速8m
10. はろ美さんとすく男君が100m競争をしました。はろ美さんがゴールしたとき、すく男君
はゴールの手前25mにいました。
(1)2人が同時にゴールをするには、はろ美さんはスタート地点より何m後ろから走れ
 ばよいですか。
(2)2人が同時にゴールをするには、すく男君はスタート地点より何m前から走れば
 よいですか。
解説: (1) はろ美さんのきょりは100m、すく男君のきょり
は75m。時間は同じなので時間の比は1:1。
ここから速さの比は4:3。
すく男君が100m走るあいだにはろ美さんは
□m走るとすると、
100:□=3:4。
□=
400
3
=133
1
3
m。
133
1
3
-100=33
1
3
m。
(2) はろ美さんが100m走るあいだにすく男君は□m走るとすると、
100:□=4:3。□=75m。
100-75=25m。
解答:(1)33
1
3
m (2)25m
11. はろ美さんとすく男君の速さの比は8:5です。2400mを2人が同時にスタートして、
はろ美さんがゴールしたとき、すく男君はゴールから何m手前にいますか。
解説: 速さの比は8:5。
はろ美さんが2400m走るあいだにすく男君は□m走るとすると、
2400:□=8:5。□=1500m。2400-1500=900m。
解答:900m
12. はろ美さんが4時間かかるきょりをすく男君は4時間30分かかります。はろ美さんと
すく男君の速さの比を求めなさい。
解説: 時間の比が8:9なので、速さの比は9:8。
解答:9:8
13. 100mをはろ美さんは15秒、すく男君は18秒で走りました。2人が同時にスタートして、
はろ美さんがゴールしたとき、すく男君はゴールから何m手前にいましたか。
解説: 時間の比が5:6なので、速さの比は6:5。
はろ美さんが100m走るあいだにすく男君は□m走るとすると、
100:□=6:5。
□=
500
6
=83
1
3
m。100-83
1
3
=16
2
3
m。
解答:16
2
3
m
14. A地点とB地点を往復しました。行きは時速5kmで進み、帰りは時速20kmで進んだと
ころ、全部で2時間かかりました。AB間のきょりは何kmですか。
解説: 行きと帰りにかかる時間は2時間。
速さの比は1:4なので、時間の比は4:1。
行きにかかった時間は2×
4
4+1
=1.6時間。
AB間は5×1.6=8km。
解答:8km
15. はろ美さんはある日、午前11時に家を出て、分速80mの速さで駅に行きました。駅で
15分過ごしたあと、分速120mの速さで家に戻ったとき12時35分でした。はろ美さんの
家から駅まで何mありますか。
解説: 行きと帰りにかかる時間は1時間20分=80分。
速さの比は2:3なので、時間の比は3:2。
行きにかかった時間は80×
3
3+2
=48分。
家から駅までは80×48=3840m。
解答:3840m
16. 午前10時に、はろ美さんはHello Schoolから駅へ、すく男君は駅からHello Schoolに
向かって時速3.6kmの速さで同時に出発しました。10時30分に2人は出会い、はろ美
さんが駅に着いたのは10時52分30秒でした。Hello Schoolから駅まで何kmあります
か。
解説: 同じきょりをはろ美さんは
22.5分、すく男君は30分
かかっているので、速さ
の比は3:4、時間の比は
4:3になるので、はろ美
さんが30分かかるきょり
をすく男君は40分かかる
ことになるので、すく男君
は駅からHello Schoolまで
70分かかる。
時速3.6km=分速60m。
駅からHello Schoolまでは60×70=4200m=4.2km。
解答:4.2km
17. A地点からはろ美さんは分速75mでB地点へ、B地点からすく男君が分速60mでA地点
へ同時に出発したところ、2人はAB間の真ん中から90m離れた地点で出会いました。
AB間のきょりは何mですか。
解説: 2人の進んだきょりの差は180m。
(90mではないことに注意)
1分で15mの差がつくので、180m
の差がつくのは180÷15=12分。
AB間は(75+60)×12=1620m。
解答:1620m
18. すく男君は右の図のような山を登りました。
A地点から出発してCの山頂まで行き、A地点
に帰ってくるまでに、行きは1時間20分、帰り
は1時間かかりました。また、AB間の平地は
時速3km、BC間の上りは時速2.4km、下りは
時速3.6kmで歩きました。AB間のきょりは何
kmですか。
解説: 平地にかかる時間は同じなので、行きの1時間20と帰りの1時間の差の
20分が上りと下り時間の差になる。
上りと下りの速さの比から時間の比は3:2。
上りにかかった時間は20×3=60分。
行きの平地を進んだ時間は1時間20分-60分=20分。
時速3km×20分=1km。
解答:1km
19. はろ美さんが5歩進むきょりをすく男君は6歩で進み、はろ美さんが4歩進む間にすく男
君は3歩進みます。はろ美さんが40分で進むきょりをすく男君は何時間何分で進みま
すか。
解説: はろ美さんとすく男君の1歩の歩幅の比は6:5。
同じ時間ではろ美さんは4歩、すく男君は3歩進むので、速さの比は
6×4:5×3=24:15=8:5。
はろ美さんの速さを8、すく男君の速さを5として、はろ美さんが40分進むきょり
は8×40=320。これをすく男君は5の速さで進むので、かかる時間は320÷5
=64分=1時間4分。
解答:1時間4分
速さの解説ページ   練習問題
算数目次  算数・数学のページ

Top
この授業を担当する大川葵先生です
商用目的での利用を固く禁じます。