■ Hello School 算数 体積・表面積 練習問題 解答と解説 ■
インターネット上で受験算数の一通りの基本的解法をマスターしよう♪。 
※特に指定がない場合、円周率は3.14とします。
1. アの体積は128cm3、イの体積は251.2cm3です。
それぞれの立体の□の値を求めなさい。
解説:
ア…

8×8×□×
1
3
=128cm3
□=6cm。
イ…


□×□×3.14×15×
1
3
=251.2cm3
□×□=16
□=4cm。
解答:ア=6cm イ=4cm
2. 右の図の直方体と四角すいの体積は等しくなって
います。□の値を求めなさい。
解説: 四角すいの体積は
8×8×13.5×
1
3
=288cm3
直方体の体積にあてはめると、6×6×□=288cm3
□=8cm。
解答:8cm
3. 右の図の体積を求めなさい。
解説: 底面の三角形は直角二等辺三角形で、別な見方をすればひし形の半分
になっている。
底面の面積は8×8÷2÷2=16cm2
求める体積は16×12=192cm3
解答:192cm3
4. 右の図のそれぞれの
立体の体積と表面積を
求めなさい。
(1) (2) (3)
解説: (1) 体積…… 10×10×10-5×5×5=875cm3
表面積… 10×10×6=600cm2
(2) 体積……
10×10×3.14×
3
4
×10+ 10×10×3.14×10=5495cm3
表面積…
10×10×3.14×2+20×3.14×
3
4
×10
+20×3.14×10+10×10×2=1927cm2
(3) 体積…… 10×10×3.14×12+20×20×3.14×10=16328cm3
表面積… 10×10×3.14+20×20×3.14+
20×3.14×12+40×3.14×10=3579.6cm2
解答:(1)体積…875cm3 表面積…600cm2 (2)体積…5495cm3 表面積…1927cm2
 (3)体積…16328cm3 表面積…3579.6cm2
5. 右の(1)は直方体に円柱をさしこんだ
もので、(2)は立方体に1辺8cmの
正方形を底面とする直方体で反対
側の面までくりぬいたものです。
それぞれの立体の体積と表面積を
求めなさい。
(1) (2)
解説: (1) 体積…… 4×4×3.14×10+10×10×4=902.4cm3
表面積… 8×3.14×10+10×10×2+10×4×4=611.2cm2
(2) 体積…… くりぬく前の体積は10×10×10=1000cm3
1回目にくりぬく体積は8×8×10=640cm3
2回目と3回目にくりぬく体積は640-8×8×8=128cm3ずつ。
求める体積は1000-640-128×2=104cm3
表面積… (10×10-8×8)×6+(1×8×4)×6=408cm2
解答:(1)体積…902.4cm3 表面積…611.2cm2
 (2)体積…104cm3 表面積…408cm2
6. 右の図のように、直方体の1つの面に底面が正方形の四角柱
をくりぬいたところ、体積が144cm3減って、表面積が96cm2
増えました。
くりぬいた深さは何cmですか。
解説: 表面積が増えた部分は四角柱の側面積の部分である。
96÷4=24cm2。(側面積の1つ分)
24×四角柱の正方形の1辺(高さ)=144cm3
正方形の1辺=6cm
6×6×くりぬいた深さ=144cm3
くりぬいた深さは4cm。
解答:4cm
7. 右の図のような円柱を4等分しました。
1つ分の表面積を求めなさい。
解説: (12×12×3.14-4×4×3.14)×2
 +8×3.14×15+24×3.14×15=2311.04cm2
2311.04÷4=577.76cm2
577.76+8×15×2=817.76cm2
解答:817.76cm2
8. 右の図は半径4cm、高さ16cmの円柱を、円を4等分しながら4cmずつ階段状
にした立体です。
立体の体積と表面積を求めなさい。
解説: 体積……
4×4×3.14×4×(1+
3
4
+
1
2
+
1
4
)=50.24cm3
表面積…





8×3.14×4×(1+
3
4
+
1
2
+
1
4
側面積
+4×4×6 4×4×3.14×2
1辺が4cmの
正方形の数
底面積2つ分
=447.68cm2
解答:体積…50.24cm3 表面積…447.68cm2
9. 右の図のような立方体に円すいをくりぬきました。この立体の
体積を求めなさい。
解説:
30×30×30-15×15×3.14×30×
1
3
=19935cm3
解答:19935cm3
10. 右の図のような底面が台形で高さが10cmの四角柱から
半径12cm高さ10cmの円柱の半分をくりぬきました。
立体の体積と表面積を求めなさい。
解説: 体積…… {(4+28)×24÷2-12×12×3.14÷2}×10=1579.2cm3
表面積… {(4+28)×24÷2-12×12×3.14÷2}×2
 +24×3.14÷2×10+4×10+10×24+10×28
 +8×10=1332.64cm2
解答:体積…1579.2cm3 表面積…1332.64cm2
11. 右の図のように三角柱に半径3cmの穴をあけたところ、
体積が5%減りました。
穴の中心は面ABEDから何cm離れていますか。
解説: 穴の体積は15×18÷2×12.56×0.05
=84.78cm3
中心の高さは84.78÷(3×3×3.14)=3cm。
右の図で三角形ABCと三角形PQCは相似
なので、BQの長さは14.4cm。
解答:14.4cm
12. 右の図の円すいを半分した立体があります。
立体の体積と表面積を求めなさい。
解説: 体積……
9×9×12×3.14×
1
3
×
1
2
=226.08cm3
表面積…
18×12÷2+9×9×3.14×
1
2
+15×15×3.14×
3
5
×
1
2
=447.12cm2
解答:(1)226.08cm3 (2)447.12cm2
13. 右の図のような円すいを高さを3等分するように分けました。
真ん中の黄緑の部分の体積を求めなさい。
解説: 1番上の円すい、2段目のえんすい台、3段目の円すい台の体積の
比は1:7:19。求める体積は
12×12×3.14×27×
1
3
×
7
27
=1055.04cm3
解答:1055.04cm3
14. 右の図のような円すいを高さが半分になるところで
切り取り、さかさにしてもとの円すいにさしこみました。
黄緑の部分の体積を求めなさい。
解説: 切り取った円すいの体積と円すい台の体積の比は1:7。求める体積は
12×12×3.14×8×
1
3
×
7
8
=1055.04cm3
解答:1055.04cm3
15. 右の図のように、体積が4521.6cm3の円すいを横にしてすべら
ないように転がしたところ、半径33cmの点線の円周上を2回転と
3
4
回転して1周しました。円すいの高さを求めなさい。
解説: 底面の半径×回転数=母線なので、底面の半径は
底面の半径×2
3
4
=33。
底面の半径は12cm。
12×12×3.14×高さ×
1
3
=4521.6。
高さは30cm。
解答:30cm
16. 右の図のように、1辺が15cmの正方形を
5枚横に並べました。
台形ABEDをABを軸として1回転させて
できる立体の体積と台形ECFGをECを軸
として1回転させてできる立体の体積の
差を求めなさい。
解説: (ア+イ)−(イ+ウ)
=ア−ウになるので、
正方形ABCDを1回転
させた体積から三角形
BFGを引いた体積を
求めればよい。
三角形の相似から、FGは6cmになるので、
10×10×3.14×10=3140cm3
20×20×3.14×6−20×20×3.14×6×
1
3
=5024cm3
5024-3140=1884cm3
解答:1884cm3
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