■ Hello School 古典 文法 謙譲語・丁寧語 練習問題 ■
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1.次の文章を読んで、後の問いに答えなさい。

 中納言まゐりたまひて、御扇たてまつらせたまふに、「隆家
こそいみじき骨は得て[ @ ]」それを張らせてまゐらせむと
するに、おぼろげの紙はえ張るまじければ、求め[ A ]なり」と
申したまふ。「いかようにかある」と問ひ聞こえさせたまへば、
「すべていみじう[ B ]。『さらにまだ見ぬ骨のさまなり』となむ
人々申す。まことにかばかりのは見えざりつ」と、言高くのたまへ
ば、「さては扇のにはあらで、くらげのななり」と聞こゆれば、
「これ隆家がことにしてむ」とて笑ひたまふ。
 かやうのことこそは、かたはらいたきことのうちに入れつべけれ
ど、「一つな落としそ」と言へば、いかがはせむ。
(枕草子・一〇二段)
(1)下線部A〜Eの謙譲語はそれぞれ誰の誰に対する敬語か、
 答えなさい。

(2)[ @ ]〜[ B ]に「はべり」を活用させて入れなさい。

(3)下線部ア〜オはそれぞれ誰の会話か。

解答
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