■ Hello School 算数 損益算 練習問題 解答と解説 ■
インターネット上で受験算数の一通りの基本的解法をマスターしよう♪。 
1. ある商品に原価の2割の利益があるように定価をつけ576円にしました。原価は
いくらですか。
解説:
原価を@と考えると、定価は
にあたるので、@は
576÷1.2=480円。
解答:480円
2. ある商品に原価の15%の利益があるように定価をつけ2300円にしました。原価
はいくらですか。
解説:
原価を@と考えると、定価は1.15にあたるので、@は
2300÷1.15=2000円。
解答:2000円
3. 定価3400円の商品を18%引きで買いました。いくら払いましたか。
解説:
定価を@と考えると、売り値は にあたるので、@は
3400×0.82=2788円。
解答:2788円
4. 5000円で仕入れた商品を仕入れ値の3割5分の利益を見込んで定価を
つけて、定価の2割引きで売ると売り値はいくらですか。
解説:
原価を@とすると、
定価は 定価の2割引きは0.8倍なので、
売り値は1.35×0.8
1.08
売り値は、5000×1.08=5400円。
解答:5400円
5. 定価が3000円の商品を1割引きにして、さらに60円をおまけして売ったところ、
仕入れ値の1割の利益がありました。この商品の仕入れ値はいくらですか。
解説:
定価を@とすると、売り値は2640円。
これが仕入れ値の になるので、仕入れ値は、2640÷1.1
=2400円。
解答:2400円
6. 3600円で仕入れた商品を利益が売り値の10%になるようにするにはいくらで
売ればよいですか。
解説:
売り値を@とすると、
原価は
売り値は3600÷0.9
=4000円。
解答:4000円
7. 定価5200円の商品を25%引きで売ると、100円の利益があります。この商品の
原価はいくらですか。
解説:
定価を@とすると、
売り値は
で3900円。
100円の利益を
引くと3800円。
解答:3800円
8. 原価1500円の商品を、原価の4割の利益があるように定価をつけ、それをさらに
8%引きで売りました。利益はいくらですか。
解説:
原価を@とすると、
定価は
2100円。
売り値は
2100×0.92=1932円
なので利益は
1932−1500=432円。
解答:432円
9. 原価2500円の商品に原価の2割の利益があるように定価をつけ、その定価の
2割引きで売ると、いくらの損になりますか。
解説:
原価を@とすると、 定価は
3000円。
売り値は
3000×0.8=2400円
なので、
2500−2400=100円
損する。
解答:100円
10. 定価の20%引きで売っても、原価の20%の利益があるには、定価を原価の
何%増しにすればよいですか。
解説:
原価を
定価を@と
すると定価の
になる。
@は1.2÷0.8=1.5になるので、50%増し。
解答:50%
11. ある商品を仕入れ値の5割の利益があるように定価をつけ、さらにその定価の
3割引きで売ると、利益は仕入れ値の何%ですか。
解説:
原価を@とすると、 定価は
で、売り値は 1.5×0.7= になるので、利益は
0.05→5%になる。
解答:5%
12. ある商品を仕入れ値の4割の利益があるように定価をつけ、さらにその定価の
15%引きで売ると、1026円の利益になります。この商品の仕入れ値はいくらで
すか。
解説:
原価を@とすると、
定価は
で、売り値は
1.4×0.85= 1.19
になるので、利益は
0.19 で1026円になるので、@は1026÷0.19=5400円。
解答:5400円
13. ある商品を原価の4割の利益があるように定価をつけ、さらにその定価の2割
引きにして、消費税5%を加えたところ、35280円になりました。この商品の原価
はいくらですか。
解説:
原価を@とすると、
定価は
で、売り値は
1.4×0.8=
消費税を加えると、
1.12×1.05=
で、これが35280円になるので、@は35280÷1.176=30000円。
解答:30000円
14. ある商品を定価の1割引きで売ると140円の利益があり、25%引きで売ると、
550円の損になります。この商品の原価はいくらですか。
解説:
定価を@とすると、 が690円に
なるので、@は690÷0.15=4600円。
原価は4600×0.9−140=4000円。
解答:4000円
15. ある商品を定価の1割4分引きで売るところを、1割8分引きで売ってしまい、
予定よりも120円安くなりました。この商品の定価はいくらですか。
解説:
定価を@とすると、 0.14 が120円に
なるので、@は120÷0.04=3000円。
解答:3000円
16. ある商品を1個300円で何個か仕入れましたが、60個が不良品だったので、
残りを320円で売ったので、利益の総額は28200円になりました。仕入れた
個数は何個ですか。
解説: 予定の数をすべて売ったとすると、売り上げ総額は仕入れ総額
より、28200+19200=47400円多くなる。
1個につき、20円の利益があるので、売ろうとしていた個数
(仕入れた個数)は47400÷20=2370個。
解答:2370個
17. 1冊120円でノートを500冊仕入れましたが、そのうちの25%は不良品でした。
残りのノートを全部売って仕入れた金額の25%の利益を得るためには、1冊
いくらで売ればよいですか。
解説:
仕入れの総額は120×500=60000円。
25%の利益を得るためには、60000×1.25=75000円である。
375個で75000円にするには、1個75000÷375=200円。
解答:200円
18. ある商品を1個2400円で200個仕入れました。はじめは仕入れ値の3割の利益
があるように定価をつけて売っていましたが、途中から定価の20%引きで売り、
全部売ることができ、利益は全部で112800円でした。定価で売ったのは何個
ですか。
解説: 定価は2400×1.3=3120円で、
1個につき720の利益があり、
売り値は3120×0.8=2496円
で、1個につき96の利益がある。

これを右の図のようなつるかめ算
で解けば、定価で売った個数は
93600÷624=150個となる。
解答:150個
19. はろ屋とすくマートという店が、ある商品を1個240円で400個ずつ仕入れました。
はろ屋は仕入れ値の25%、すくマートは仕入れ値の15%の利益があるように
定価をつけて売り、すくマートはその商品を全部売ることができ、はろ屋は途中
から定価の10%引きで売ってすべて売ることができました。このとき、2つの店
の売り上げ総額は同じでした。はろ屋が定価で売った商品は何個ですか。
解説: 仕入れ総額は
240×400=96000円。
売り上げ総額は
240×1.15×400=110400円。
利益は14400円。

はろ屋の定価は
240×1.25=300円で、1個に
つき60円の利益があり、売り値
は300×0.9=270円で、1個に
つき30円の利益がある。
これを上の図のようなつるかめ算で解けば、定価で売った個数は
2400÷30=80個となる。
解答:80個
20. 1個240円の商品を21個以上買うと1割引き、41個以上買うと2割引き、61個
以上買うと3割引き、81個以上買うと4割引きにしてくれるお店があります。
11000円で何個まで買うことができますか。
解説: この商品を61個買うと、240×0.7×61=10248円。
81個買うと、240×0.6×81=11664円なので、
11000円では61個以上、80個までの3割引きの値段となる。
11000−10248=752円。
752÷168=4...80→4個まで。
全体で、61+4=65個。
解答:65個
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